会社設立TOPへ登記・法律相談DBへお問い合わせ・無料相談事務所案内

HOME >> その他法律等 >> 116.印鑑の基礎知識⑧ハンの保管についての注意

2006年11月21日

116.印鑑の基礎知識⑧ハンの保管についての注意

ハンの保管についての注意


●大切な書類と同じ所にしまわない
不動産の権利書や実印、あるいは預金通帳と銀行印を同じ場所に保管するのは大変危険です。万一、空き巣狙いに入られたら、一緒に盗まれてしまうからです。そんな事態になったら一大事。場合によっては銀行預金を根こそぎおろされたり、家屋敷を勝手に売り払われたりしないとも限りません。ですから、印鑑や権利書、預金通帳などは同じ場所ではなく、別々の場所に保管しておくということをふだんから十分心がけておくべきです。


●貸金庫に保管するという手も
ただ、そうはいっても、家の中にそうそう秘密の隠し場所があるわけではなし、第一、泥棒はプロだから、こちらがどんなに巧妙に隠したつもりでも、すぐに見つけてしまうとお考えの方も多いでしょう。
そこで、大切な書類や印鑑はいっそまとめて銀行の貸金庫などに預けてしまうのも今日的な方法です。貸金庫といっても小さなブースのものであれば、そんなに費用はかかりません。


●万一盗まれたら・・・
もちろん、第一に警察に連絡することです。権利書と実印が盗まれたら、すぐに盗難届と改印手続を行い、さらに、その不動産を管轄する登記所へ届け出をすれば万全、少なくとも被害を最小限に抑えられます。また盗まれた印鑑が戻ってきたときはそれを廃棄し、改印した印鑑を使うのも大事なことです。


●実印を変える(改印する)には
実印を盗まれたり、なくしたり、破損したり、あるいは前の印はゲンが悪いから変えたいというときは、手続をすれば新しい印に変更することができます。
まず、 市区町村に「印鑑登録廃止申請書」を提出してこれまでの印鑑登録を廃止し、 改めて新しい印鑑で印鑑登録をすればよいのです。ただし転出の際は、現在の住所地の市区町村に転出届を出せば、印鑑登録も自動的に廃止されます。転出先の市区町村に新たに印鑑登録をすればよいのです。


日本司法書士会連合会 相談ガイド「印鑑の知識」より


お問い合わせ・ご相談
     平日 9:00~19:30まで受付
  電話・メール・FAXにてご相談予約受付中!!
 東京都新宿区南元町17-2 司法書士大竹弘幸事務所
 担当司法書士 大竹

>>法的書面の作成や各種手続きのお申し込み
>>各種書面作成、手続きの費用
>>ご相談、お申し込み

投稿者: 日時: 2006年11月21日 14:31 | パーマリンク |   ▲このページの上へ
« 前の記事「115.印鑑の基礎知識⑦ハンを押すときの注意」へ
次の記事「128.中間法人法の廃止について」へ »
トップページへ戻る

【その他法律等カテゴリーの関連記事】

200.中間法人を略語で表すとどうなる?
128.中間法人法の廃止について
116.印鑑の基礎知識⑧ハンの保管についての注意
115.印鑑の基礎知識⑦ハンを押すときの注意
114.印鑑の基礎知識⑥会社の印鑑
113.印鑑の基礎知識⑤情報化時代と印鑑証明書
112.印鑑の基礎知識④印鑑登録と印鑑証明
111.印鑑の基礎知識③押印の法的効力
109.印鑑の基礎知識②ハンの種類
108.印鑑の基礎知識①ハンの役割
96.振り込め詐欺の対処法
94.中間法人法の廃止と.一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の施行
63.ホームページの掲載記事が盗まれたらどうするか
61.振り込め詐欺の送付先住所を公開
60.振り込め詐欺に注意してください!
34.個人情報を漏洩した会社への影響
33.個人情報の漏洩がもたらす影響
5.偽造免許証を使った犯罪の手口
4.犯罪を未然に防ぐための方法

このエントリーを友達に紹介する!

友達のメールアドレス:

あなたのメールアドレス:

メッセージ(オプション):

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shinanomachi.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/536

お探しの情報が無かったら・・・

Web 最短6時間で会社設立